マウスピース矯正といえば
インビザライン

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、ブランケットやワイヤーを使わず、透明なマウスピース型の装置を装着することで歯並びを矯正できる比較的新しい矯正方法のことです。

マウスピース矯正に使う装置は0.5〜1ミリ程度の薄くて透明なマウスピースで、これを歯に装着することで少しずつ歯を移動させていきます。

マウスピース矯正の
メリット・デメリット

マウスピース矯正のメリットやデメリットを紹介します。

メリット

• 目立たない
• 取り外しができる
• お口のトラブルが軽減される
• 通院回数が減らせる
• 食事制限がない

マウスピース矯正の最大のメリットは、透明のマウスピースを用いるためワイヤー矯正に比べて目立たず、矯正していることに気付かれにくいということです。

ですから、人と接する機会が多い人にとっては、口を開けても気付かれる心配がないため、見た目を気にすることなく安心して矯正治療を行えます。

また、食事や歯磨きの際に自由に取り外しができるので、食事制限がないのと、お口に食べかすや汚れが溜まりにくく、歯磨きなどの日々のケアが大変しやすいことも大きなメリットです。マウスピース矯正では金属を使用していないため口腔内を傷つける心配もありませんし、矯正中の歯周病や虫歯のリスクも軽減されます。

デメリット

• 脱着や洗浄が面倒
• 適応できる症例範囲が限られる

マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて優れている点が多いですが、デメリットもあるので理解しておきましょう。

まず、マウスピース矯正は装置をご自身で取り外しできますが、1日20時間以上装着することが原則です。ですから食事や歯磨きのとき以外は装着していなければなりません。

頻繁に外していると効果が出ない場合があります。また、食事や歯磨きの度に外さなくてはならないので脱着が煩わしく感じる方がいるかもしれません。

そして、マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて治療可能な症例は少なくなります。

例えば抜歯をして大きくスペースが空いてしまっている場合や重度の叢生(デコボコの歯並び)、左右に顎がずれている症例、上下顎前突などの外科手術が必要な症例の場合は治療することができません。

ですが、マウスピース矯正が治療できない症例でも、ワイヤー矯正と併用することで治療できる場合があります。

マウスピース矯正といえば
インビザライン

当院では、マウスピース矯正に最新のマウスピース矯正装置「インビザライン」を使用しています。インビザラインはアメリカで開発され、2022年現在1200万人以上が利用している非常に有名で実績のある矯正装置です。

インビザラインは他のマウスピース矯正装置にはない優れた特徴があります。それは、3D光学口腔内スキャナー「iTero」で歯型データを採得し治療計画のデジタルシュミレーションを行うことです。

これにより治療開始から完了まで、どのように歯が動いていくのかをすべて把握することができます。

つまり、スタート前からすでにゴールが見えているのです。患者様も気になる治療過程や矯正完了までをご自身の目で確認していただくことができるので安心して治療に臨めます。

インビザラインは他のマウスピース矯正よりも割高である事と、マウスピースの材質自体はどこのメーカーのものでもほぼ同じため、他のマウスピース矯正でも良いかと思われる方も少なくありません。

しかし、マウスピース矯正において重要なのはマウスピースそのものではなく治療のスタートからゴールまでどのように歯を動かしていくかといったシミュレーションの精度です。

その点インビザラインは多くの症例数を世界中で抱えているため他のどのマウスピース矯正法よりも優れた治療方法だと考えています。

また、インビザラインであればどの歯医者で受けても結果は同じかと思われがちですがどのようなゴール設定とするか、どこをどう動かすかなどは歯科医師が指示を出すため、インビザラインの治療経験の抱負な歯医者で治療を受ける事をおすすめします。

インビザラインの注意点

インビザラインで確実に効果を得るために気をつけていただきたいことをお話しします。

1. 1日に20時間以上装着するインビザラインで矯正効果を確実に出すためには1日に20時間以上の装着が必要になります。装着時間が短いと予定通りに歯が動かない可能性があります。
2. マウスピースを装着したままの飲食は避けるマウスピースを装着したまま飲食すると着色や虫歯の原因になります。ですから、ので、飲食する時はマウスピースを外していただきます。ただし、水は装着したまま飲んでも構いません。
3. 紛失しないようにするマウスピースを紛失してしまうと再製作しなければならなくなり、治療期間が延びてしまいます。外す際はケースに入れておくなど紛失に気をつけるようにしましょう。

記事の監修

あいおい歯科グループ
新宿駅前歯医者・矯正歯科
理事長

浜島 均

経歴

愛知学院大学歯学部 出身
愛知県済生会病院 歯科口腔外科 にて研修
同大学 顎顔面外科学講座 口腔先天異常学研究室 所属
一般歯科医院を経て
2019年 あいおい歯科グループ 新宿駅前歯医者・矯正歯科 開院

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